肉メインのキャットフードのメリット・デメリット

キャットフードの原材料で、もっとも先に記載されているのがメインとなる材料です。猫にとって動物性のタンパク質はもっとも重要な栄養素です。つまり、肉がメインのキャットフードが猫にとっては理想的なものと言えるでしょう。

日本では、猫の好物は「魚」というイメージがありますが、元来猫は肉食です。ペットとして人に飼われるようになって、日本では魚をメインにした食事になってしまったのです。栄養学的には、肉の方が魚よりエネルギーとなるタンパク質が多く含まれています。

また、食いつきも肉の方が良いようです。キャットフードの肉で多く使われているのが、「チキン」です。チキンはネコちゃんにとって本来食べていた肉と同じで、慣れ親しんだ味です。良質な動物性タンパク質も豊富で、「ビタミン」や「リン」、免疫力をアップさせる「セレン」が含まれています。

健康志向の高い飼い主さんに人気なのが、「ターキー」です。ミネラルが豊富で、「鉄分」や「亜鉛」、「銅」、「セレン」などの骨格の形成や健康維持に効果的な成分が多く含まれています。また、チキンよりはアレルギーになる可能性が低いので、アレルギーが心配な人にはオススメの原材料です。

低カロリー・低コレステロールで肥満対策に効果的なのが、「ラム肉」です。ラム肉に含まれている「カルニチン」は脂肪を燃焼し代謝を促進する働きがあります。

このように、様々な効果がある「肉」ですが、注意したいのは、「肉副産物」や「ミートミール」と記載されているものです。このような肉は普段食べない部位や粗悪な肉が使われています。具体的な肉の名前が記載されている原材料がベストです。

良質な肉が原材料のキャットフードのデメリットとしては、価格が高いことです。また、動物性タンパク質は体内で22種類のアミノ酸に分解されますが、アミノ酸の中には体内で構成されないものがあります。これを「必須アミノ酸」と呼びますが、肉だけでは必須アミノ酸が補充できないので、キャットフードに配合される必要があります。

良質のタンパク質は愛猫の健康維持には大切なものです。キャットフードを選ぶ際には、どのような肉がメインの原材料になっているのかをチェックすることも必要ですね。